ご縁あって2018年2度目の訪問となったモロッコで、身近な暮らしの中でのタッセルをいくつか見かけたので紹介します。
全体を見渡すと、日常使いのそれはウールを多用している印象を受けました。
食肉としても羊はポピュラーなので余すところなく命の産物を大切にすると言う意味で理解できます。
1枚目はとあるレストランのクッションです。
色合いを合わせて双子ちゃんのようなタッセルです。この色合い、アフリカに沈む夕日のようで大好きです。
2枚目は遊牧民の作と思しき袋物の商品です。
砂漠にはこうした民芸由来の品の土産物や生活用品などが売られている小屋が点在します。
旅人にもありがたいけど多分周辺の人にもありがたい存在なのかなと思ったります。
日本でいうところのこじんまりとした道の駅でしょうか。
素朴さと温かさ、そして厳しさも併せ持つ作品につい目がとまります。