台湾|九份で見たタッセル

昨年末、クリスマス時期に出かけてきた台湾旅行で見かけたタッセルのご紹介です。
急勾配な階段と赤い灯篭が並ぶ景色、有名なお茶屋さんなど台湾の観光名所の筆頭にある九份でまず出会ったタッセルが、こちらの建物に下がるようについている装飾の「硬いタッセル」でした。

これまでもオランダの美術館などで壁に施された装飾模様のタッセルも見てきましたが、こちらの装飾は大きさといい色合いといい存在感たっぷりで、少々の驚きとともに面白さを感じました。

建物は宗教施設でいわゆる寺院です。
内部も少し写真に収めましたのでご紹介したいと思います。

入り口付近の壁はこのようにグレーの石も重々しくどっしりとした佇まいなのですが

一度内部に足を踏み入れるとそこは極彩色で目を奪われます。
その前に、この石の彫刻の壮大さにはただただ驚くばかりでした。
立体的に今にも飛び出しそうな虎のなんとリアルなことでしょうか。

それでは内部に参ります。総二階のような構造になっていて、天井は高く、壁面にはどこまでも装飾が施されています。

布であれば間違いなくタッセルであろうものも見えています。
それにしてもこの色彩感覚、賑やかで明るくてどこか可愛らしささえ感じますね。
子供の頃のぬり絵を思い出させるような懐かしい感じも個人的にはあります。

次回「世界のタッセル」は1ヶ月後くらいになると思います。