フッチェンロイター絵皿に見るタッセル

今日のご紹介はちょっと珍しい食器からのものです。
ライオンのマークと創業の1814と描かれたドイツはバイエルンのHUTSCHENREUTHERのもので、LEONARD PARISと刻印のある四角いものが実家の食器棚の奥で眠っていました。


調べてみるとフッチェンロイターは民間としてヨーロッパ最古のものだとか。
カラフルな果物が周りに施されて、大好きな青い色の四角い絵皿で馬の脚元にはタッセルが描かれています。
こんなところでタッセルに出会えるなんてと大変嬉しくなりました。

拡大してみると何種類かのタッセルが脚に装着されていて何てオシャレなんでしょうと感心してしまいます。

よくよく見るとたてがみにも並んでタッセルがあるではないですか。
こんなものがあったなんて!と、大興奮です。
そして、たまには大掃除をしてみるものだと思った次第です。
何より大掃除をした理由が母の年祭(6年)を執り行うためでした。
これは天国の母からの贈り物だと思いありがたく頂戴して帰りました。

世界のタッセル「ドイツ版」といったところでしょうか。デザインはレオナールなのでフランス版とも言いましょうか。
どちらにしてもこれはこれで楽しい一枚の絵皿です。