APJタッセル作品展2018

昨年末に来年は東京で作品展をいたしますよ!というAPJ会長のお声かけのもとテーマは何になるのかについては年を越してのことでした。

「緑」・・・とっても私には難しいものでした。

元来、植物は大好きで5月という季節柄思い浮かんだのは薔薇とかアイリスとかあやめ、菖蒲、カキツバタといった類のもの。脳裏にはパリ郊外にあるモネの庭ジヴェルニーをしっかりと思い作品作りに挑もうと思ったまでは良かったのですがそれをどう表現するのかについては、本当に悩みました。

花を刺すのではなく、植物の持つ不思議な模様特にあやめなどはその名のごとく「あやめ」の有無で見分けがつきます。葉や茎の一つ一つから養分をもらって成長するさまや、咲いた時の色の展開、本当はもっともっと華やかで大きくて。


そしてもう一つの大きなくくりでのテーマは「緑」でした。
ちょうど紫陽花がグリーンに花芽をモコモコとだす季節、こちらは迷いなくヘッドにあしらってしまいました。

テーマがあるとないとでは大きく違ってくるイメージ。
緑というテーマは私にはとても難しく、色だけではなく植物の持つイメージになるべく近づきたいと思ったら全く持ってフリフリ、ラブリーなタッセルとはかけ離れてしまいました。