ハワイで構想のフラワータッセル(プルメリア編)

2016年夏、これまで家族で私一人だけが行ったことの無いハワイに行く機会がありました。
海はどちらかというと眺めるのが好きな方で、生まれ育った東京を離れて転居先を決める時もまずは海が見えるところからという条件でのスタートでした。

そして愛犬を飼って海で遊ぶ。
そう言った中での子育てがしたくて20数年前に茅ヶ崎に住まいを求めました。
津波の心配もあることから、マンションの比較的上階に決めて最後まで迷った横浜と比べて、茅ヶ崎に軍配が上がったのはのどかな雰囲気と都会から離れて暮らしてみたいという2点からでした。

2014年秋、茅ヶ崎市はハワイホノルル市と姉妹都市の協定を結びました。
ちょうどその調整式に参列したばかりだという河野太郎さんと二宮で開催された夫の大学の同窓生による催しものの会でお隣に同席する機会があり、その話題で盛り上がったことが記憶にあります。

2015年夏、2016年夏と茅ヶ崎市ではツアーを開催して多くの市民が参加したことと思います。私は夫の仕事関係での同行だったのでこれとは違いますが、何かとハワイと茅ヶ崎は共通点を探しては盛り上がっているようです。
ハワイアンのレッスンも随分と前から盛んに行われていました。
毎年海辺で開催される「湘南祭」ではハワイアンのダンスが数多く参加されています。

我が家では息子が高校生時分にギタリストとして浜辺の特設スタジオで5曲ほど高校のバンド仲間と演奏したことがあります。
ギターのソロは必ずあるので、とてもカッコ良く弾いていました。
あれからだいぶ遠回りして、ギターを学び直しギタリストとして活躍できるように連日研磨を続けています。演奏をこのホームページでも紹介できるように只今準備中でもあります。

さて話が脱線しましたが、
そんなハワイに実際に触れてみて、プルメリアはそれほど視界に入ってくるものではないこともわかりました。
つまり、とても大きな木であり、視線に入る低い位置での植栽では見かけても、街中にはそびえ立つような大木に花が沢山茂っているのです。
そして大きい花は日本の寒い地域で見るそれとはだいぶ違っていました。

先日仕入先で扱っている花材を少し覗いたところ、実物大プルメリアが目にとまりました。
そうだ、これこれ、これを使ってこそハワイらしい!それもティアラのように輪にして作ろう!と昨夏抱いたイメージが実現のものとなりました。
大きさは花の上まで25センチとおお振りです。
吊り紐はより紐をさらに編んで丈夫にしました。

さらに、紐が抜けないようにするために木工を扱うお店で加工してもらい自然の感じを醸し出せるように、ハワイテイストのお店にはもってこいの作品が出来ました。

房糸も丁寧に1本ずつ結んでいますのでよほどのことが無い限り、壊れないと思います。
水色のハワイの波をイメージしたブレードをちょっとプラスしてしっかりと作りました。(ブレードはオランダのマーケットで探したものとなります)

 

 

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ハワイで構想を練ったフラワータッセル(プルメリア編) ピンクバージョン