おすすめショップ京都AFE(2017年4月)

京都には、子供の頃から数えると何十回と訪問する日本国内の圧倒的な旅先とする私に、2016年の春からお気に入りのお店が出来ました。


昨秋は渡欧を控えていたため紅葉の京都はお休みしましたが、今春再び訪問の機会を得ることが出来ました。
目的の重要な一つになっているタッセルの素材がたくさんあるAFE遠藤さんは二条城の北側に位置し、京都駅に着くなりバスに乗って一目散に訪問します。


西陣織の名もだいぶ薄れてきてしまった昨今、織物に使われる糸も扱っていらして、染色の大変美しい様々な糸が店内にぎっしりと並んでいます。ドアを開ける時は宝石箱の中を覗いた時のように感嘆を上げてしまう瞬間です。


それからは目が泳ぐと言いますか、視点が定まらぬだけでなく会話が弾んで挙動不審になることは言うまでもありません。でもそうして話す間には様々なヒントを与えてくださいますし、何より京都に何度も訪ねてくれることが嬉しいと喜んでくださいます。


父はそれこそ数十回どころか100回に届く勢いでの訪問を重ねていて京都通だということや、今年は桜を目掛けて4月1日に決めたものの蕾を見に行くような寒さの連続で見合わせようかと話したところ、「遠藤さんに行くんだろう」と私のために日帰りを決行してくれた話などもしました。

とてもとても娘を大切にしてくれる来週満90歳になる父との思い出のためにも、この糸たちを活躍させたい!と心新たに思うのでした。
京都に行くたびにきっと訪問するに間違いありません。

糸についての悩みをお話しすると、店内からピタリと希望にあった糸を探してくれるさりげなさに 「ああ、ここに来てよかった」と思います。

切り子にヒントを得て作られているというボタンは、去年に加えて買い足しました。 とっても綺麗ですね。もっともっとたくさんの色合いがあります。

今回は違う種類のボタンも求めました。

通販で送ってくれるものもありますが、店内には更に多くの糸が並んでいて、お店に出ていないものも多くあるとおっしゃいます。とても 創作意欲をそそられる品揃えです。
みなさんも京都にお出かけの際にはちょっと足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。

Art Fiber Endoさんのホームページはこちらです。
https://www.artfiberendo.co.jp